2011年4月28日木曜日

Don Cristobal 1492 ドン・クリストバル・シラーズ 2008 14%

































■アルゼンチンのシラーズを飲んでみる

洋画紳士:2009年12月26日に同じワイナリのマルベックを試飲していますが、今日はブドウ種がシラーズです。
南 海 子:その時も「アルゼンチン・ワイン、恐るべし」ということで、その実力に驚いたものでしたね。洋画紳士好みの濃い味だったことを覚えています。
酒豪先生:マルベックは度数が15%でしたが、このシラーズは14%です。まあ、飲んだ印象では15でも14でも判別はできませんが、こちらもやはり「濃い」感じはしました。
洋画紳士:単に濃いだけでなく、味わいの深みという点でも評価できますね。ぼく好みです。
南 海 子:やっぱりそうでしょう。飲んだ瞬間に洋画紳士が好む味だなと分りました。
酒豪先生:グラスに注いだ時の泡立ちもきれいですし、グラスに付く「筋」もくっきりしています。
洋画紳士:いつも通りですが、『世界のワイン』から引用させてもらいますと、シラー種の原産地はフランス・ローヌ渓谷北部だそうですね。また、「オーストラリアではシラーズと呼ばれ、フランスとは全く異なった味わいとなる」と書かれています。ブドウが農産物である限り、同じ苗から育ててもフランスとオーストラリア、アルゼンチンとでは収穫されるブドウの性質が違ってくるのは理の当然でしょう。
酒豪先生:ワインがグラスと接する縁の部分が紫色です。赤ワインだから当然といえばその通りですが、紫とはっきり分るのも珍しいんじゃないですか。ボルドーなんかだともっと赤茶色系の色が多いのですが・・・・
洋画紳士:色調は味の象徴なのでしょうね。2000円ほどのワインとしては上出来だと思います。


■評価
南 海 子:4
酒豪先生:4
洋画紳士:4.5

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