2011年2月6日日曜日

LaPlaya ラプラヤ・ヴィオニエ Viognier 2009・13.5%
































■ヴィオニエというブドウ種を使った白ワイン
洋画紳士:このところ、ちょっと高級路線に走りすぎて財布が軽くなってしまいました。今日は庶民派に戻って1000円未満のワインを飲んでみましょう。
南 海 子:1000円前後でおいしいワインを見つけられたら収穫ですよ。
酒豪先生:そうですね。何しろ毎日飲んでいるのですから安い方がいい。それにしても、つい一月前にはフランスやカリフォルニアの上等のワインを試飲していたのに、今回、1000円未満というのは落差が大きすぎませんか。
洋画紳士:何とかの沙汰も金次第、といいますから、お金のあるなしで飲めるワインも決まってくるのは仕方がありません。それに一万円のワインを飲んでおいしかったとしても大して有難くはない。うまくて当然だと思います。でも、2000円未満、あるいは1000円前後でおいしければ万歳ものです。というわけで、このワインはチリのラプラヤというワイナリの白。ブドウ種は「ヴィオニエ」Viognier です。
南 海 子:シャルドネやソーヴィニヨンブランみたいにポピュラーなブドウではありませんね。
洋画紳士:私のワインの教科書である「世界のワイン」によると、ローヌ河北部がこのブドウの故郷で、現在では世界中に栽培地が広がっているようです。強い香りが特徴だと書いてあります。
南 海 子:たしかに、香り、風味ともに果実らしさを感じますね。
酒豪先生:ワインが果実酒だということを思い出させてくれる風味です。いつもシャルドネ、セミヨン、ソーヴィニヨンブランなどを飲んで、白ワインを楽しんでいるわけですが、こういう白もいいですね。
南 海 子:安い割には粘りを感じさせるコクがあります。やや甘口なので、飲み続けていると飽きがきそうですが・・・
洋画紳士:ぼくには好ましい味です。テーブルワインとしては上等ですよ。
■評価
南 海 子:3.5
酒豪先生:3.5
洋画紳士:4




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